徳島を拠点に、子供服からメンズ・レディース服まで幅広く展開する丸久。今回は、入社1〜2年目の若手社員3名に集まってもらい、社内のリアルな雰囲気から服作りの裏側にある苦労とやりがいまで、ざっくばらんに語ってもらいました。
僕は今、メンズ服のMDとして工場の納期管理とかをしてるんですけど、工場とのやり取りも、中国ならまだ日本語が通じたりするんですけど、バングラデシュだと英語じゃないですか。
バングラデシュはそうだよね。
そうなんですよ。入社するまでMDって仕事もよく知らなかったし、英語も正直得意じゃなくて……。今、Zoomとかでやり取りするときに「英語やっとけばよかった!」ってめっちゃ焦って勉強してます。お二人はどうしてますか?
確かに、英語は必須ではないけどできた方がいいよね。でも、私の周りで工場とやり取りしてる人も、翻訳アプリを使ったり、簡単な単語で伝え合ったりしてて。そんなに「完璧に喋れないと!」って追い詰められなくても大丈夫じゃないかな?
そうそう。バングラデシュの方も英語が母国語じゃなかったりするから、お互い分かりやすい言葉を選んで話してる感じだよね。
中国の工場を担当する場合は、向こうの担当者さんが日本語できるから、実はそのまま日本語でやり取りしてて。すごく助かってる(笑)。
うわ、それは羨ましいです……!
私も鹿谷くんと一緒でバングラデシュとのやり取りが多いけれど、やっぱりコストや納期、生地の発注とか、工場との連携が大事だよね。最初は不安だったけど、実践の中で覚えていける環境だなって感じるから、鹿谷くんも大丈夫だよ。
仕事してて一番「やったな」って思うのは、やっぱり商品が形になって上がってきた時じゃない?
あー、わかる!
色の指定とか、プリントのデザインとか、バラバラに進めていたものが、一つの服としてサンプルの形になった時。想像以上の出来栄えだったりすると、すごく感動する。「あ、これ私が担当したんだ」って。
私たちODMだと企画から提案するから、デザインの色とか形とか、自分たちで考えたものが採用されて、それが実際に売れてるのを見ると「よしっ!」ってなる。
街中で着てくれてる子を見かけたりすると、本当に嬉しいよね。
そうそう! 「頑張った甲斐があったな」って。この感覚って、なんていうか……「エモい」って感じしません?(笑)
エモい、ですか(笑)。子供服は可愛いですもんね。僕の担当してるメンズ服は、正直「エモさ」はないかもです。
え、そうなの?
どっちかというと「機能性」重視なんですよ。接触冷感とか、汗を逃がす加工とか。生地の開発に近い部分があって、いい生地ができると先輩たちが「おっ、これいいじゃん」って盛り上がるんです。
なるほど、そこがメンズならではの面白さなんだね。
そうですね。僕はまだ1から担当した製品が最後まで行ってないんですけど、これから自分が関わった機能的な服が世に出るのが楽しみです。
これまでやってて一番楽しかったのは、MR(マーケットリサーチ)かな。大手量販店さんとか、ショッピングモールの中の店舗を5〜6軒回って、「今こういうのが流行ってるんだ」とか「このデザイン可愛いね」ってチームで話し合うの。
MR、楽しいよね! 私も担当してる商品がお店に並んでるのを見た時は嬉しかった。
そうそう。バイヤーさんの話とも照らし合わせて、「じゃあこういうのを取り入れよう」って想像が膨らむのがすごく楽しくて。そこから企画したものが実際に採用されると、本当にやりがいを感じるよね。
私も企画でいうと、以前担当させてもらった子供服ならではの「仕掛け」がある服が印象に残ってて。例えば、Tシャツにオムライスの絵が描いてあって、ケチャップの部分をめくると中から何かが出てくる、みたいな。
えー、可愛い! そういうの子供が絶対喜ぶやつだ。
そういう小さい子が楽しめるギミックを考えるのがすごく好きで。自分のアイデアが通って、実際に商品としてお店に並んだ時は、本当に嬉しかった。
僕は入社してまだ半年なんですけど、この間、新聞社さんのイベント用Tシャツの案件を任せてもらえたんです。デザインは先方の指定なんですけど、プリントの色使いを提案したり、工場への指示出しから納品管理まで、1から10まで全部やらせてもらって。
半年でそこまで任されるの、すごいね!
周りに助けてもらいながらでしたけど、自分が窓口になって一つのプロジェクトを完遂できたのは、すごく自信になりました。
丸久のいいところって、本当に部署の垣根がないことだよね。同期同士で「今なにしてる?」って気軽に話したり相談したりするのはもちろんだけど、全然違う部署の先輩にも聞きに行きやすいし。
それ、僕もすごく感じてます。メンズ服で使ってる機能素材について、他の部署から「これ実際どうなん?」って聞かれることもありますし。
そうそう、「この生地、今使ってますか?」とか「ちょっと情報共有してほしいんですけど」って聞きに行っても、みんな嫌な顔せず教えてくれるよね。
逆に僕も全然わからないことがあって……。この前、生地を切るカッターの使い方がわからなくて困ってたんですけど、いろんな人に聞いて教えてもらって、やっと使えるようになりました(笑)。
あったね、そんなこと(笑)。でも本当にそう。私も最初は「こんなこと聞いていいのかな」って遠慮してたんですけど、先輩方が「いつでも聞いて」って雰囲気を作ってくれてて。
わかる。仕事の相談もしやすいし、なんならプライベートの話も聞いてくれるしね。
鹿谷くんが言ってたカッターの話もそうですけど、自分の部署だけじゃなくて会社全体で育てようとしてくれてる感じがする。この「温かさ」が丸久の一番の魅力じゃないかな。
私は来年から営業になるんですけど、今のMDや生産MDの業務の経験を活かしたいなって思ってて。生産側の苦労を知ってるからこそ、営業として売り上げを上げつつも、工場や生産管理の負担にならないような提案をしていきたいなって。
それ、すごく大事ですよね。アパレル業界ってコスト調整が厳しいじゃないですか。
そうそう。
でも、コストを落とすために工場に無理を強いるのは違うなって思うんです。作る側の負担を減らしつつ、どうやってコストを抑えていいものを作るか。僕もまだ勉強中ですけど、そういう「現場に優しい仕組み」を考えていきたいです。
二人ともすごい……! 先のことまでしっかり考えてて。
いえいえ(笑)。
私はまだ目の前の業務で精一杯なところがあるので、まずは一人前になることが目標。さっき話した企画の仕事みたいに、自分で考えて提案できる幅をもっと広げていきたい。
亀田さんならすぐできると思いますよ。
ありがとう(笑)。先輩たちに頼ってばかりじゃなくて、自分が後輩に教えられるようになりたいし、自分が担当した服で、もっと多くの子供たちを笑顔にできたらいいなって思ってる。
これから入ってくる人に期待することといえば、やっぱり「前向きな人」かな。服作りって、予期せぬトラブルが起きることもあるんですけど、そこで落ち込むんじゃなくて「次はどうしよう」ってポジティブに切り替えられる人と一緒に働きたい。
確かに。丸久って歴史ある会社ですけど、僕たちみたいな若手もどんどん増えてて、新しいことにチャレンジできる環境なんですよね。だから、変化を恐れずにアグレッシブに行動できる「チャレンジャー」な人が向いてると思います。
私はやっぱり「コミュニケーションが取りやすい人」かな。仕事って一人じゃ完結しないし、情報の共有とか相談がすごく大事だから。
話しやすい雰囲気を作れる人が入ってきてくれたら嬉しいよね。
そうそう。あと、就活生の方に伝えたいのは、丸久はいわゆる「ブラック」とは無縁だってこと(笑)。残業してたら「帰りや〜」って促してくれるし、有休も取りやすいし。ワークライフバランスを大事にしながら、楽しく働きたい人にはぴったりの環境だと思います!