PROJECT STORY
PROJECT
STORY

プロジェクトストーリー ~挑戦の物語~

プロジェクトストーリーイメージ
PROJECT 01
会社の未来を切り拓く、
フロンティア精神の軌跡
プロジェクトメンバー
プロジェクトメンバー画像
衣料事業部
大北

営業としてキャリアを積み、現在は大阪支店長と新規顧客開拓のプロジェクトリーダーを務める

# 01

失われた柱、迫る市場変化。——転換を迫られた2011年。

2011年、丸久は大きな岐路に立たされていた。
主力取引先であったGMS(総合スーパー)が大手資本に吸収され、大阪を中心とした主要な販売ルートが突如として消滅。

当時の丸久は「子供服の企画メーカー」としての地位を築いていたが、事業の大きな柱を失うことは、会社の存続にも関わる危機だった。
さらに、少子化の加速と国内市場の成熟化により、業界全体が縮小フェーズへと突入していた。

このままでは、未来が見えない。
そんな状況の中、会社は"守り"ではなく"攻め"の姿勢を取る決断を迫られていた。

# 02

大北の決断。「現状維持では終わる」から始まった挑戦。

当時、大阪の現場で支店長代理として働いていた大北は、この危機を「チャンス」と捉えた一人だった。

GMS中心の取引に依存する構造に対し、彼は以前から課題を感じていた。
「同じやり方を続けていては未来がない」——そう確信し、大北は営業のスコープを"専門店"へ大胆に拡大することを決意した。

しかし、その挑戦はまさに暗闇の中を進むようなものだった。
取引の基盤を失い、社内にも不安と動揺が広がる。
過去の成功体験は通用せず、ゼロから顧客を開拓するしかない。

それでも大北は諦めなかった。
未知の市場に自ら足を運び、顧客との信頼関係を一から築くことに全力を注いだ。
そして、この挑戦を追い風に変えたのが、2010年に稼働したバングラデシュの自社工場だった。

「この生産背景があれば、品質もコストも自分たちの手でコントロールできる」——
そう確信した大北は、自社の"モノづくり力"を武器に新しい市場へと切り込んでいった。

プロジェクトストーリー画像
# 03

危機をチャンスに変えた、専門店市場への転換。

大北の新規開拓は、やがて大きな成果へと結びつく。
従来のGMS中心のビジネスから脱却し、当時はまだ小規模だった専門店市場での販路開拓に成功。

これにより、丸久は売上減少の危機を脱し、新しい成長軌道へと乗り出した。

この経験が、会社に根本的な変化をもたらした。
強みは"企画力"だけでなく、高い品質と競争力のあるコストを兼ね備えた"生産力"へと拡がった。
丸久は生地から生産できる自社工場に裏打ちされた"開発提案型メーカー"へと確かな一歩を踏み出したのだ。

そして何より、この挑戦を通じて社内に根づいたのは、「市場が縮小するなら、新しい市場を獲ればいい」という開拓者のDNAだった。

この精神は今も生きている。
EC、スポーツ、アウトドア、海外市場、機能性素材の開発——
丸久の新たな挑戦のすべては、ここから始まっている。

プロジェクトストーリー画像
プロジェクトストーリー画像
MESSAGE
挑戦を"託す"文化。

大北の挑戦が成功した理由。
それは、「やりたい」と言った人に、実際に任せる会社だからだ。

危機の中でも、上層部は大北の判断を信じ、背中を押した。
結果が出るまでに時間はかかったが、"任せて見守る"という丸久の文化が、新たな市場を切り拓いた。

丸久には、失敗を恐れず行動する人を尊重する風土がある。
環境の変化を嘆くのではなく、自ら市場を創る。
それがこの会社の原点であり、未来を形づくる原動力だ。

「安定なんてない。でも、変化を掴みに行けるのが面白い。
そう語る大北の言葉には、丸久の本質が宿っている。